キーワードの選び方

2022年2月8日コンテンツSEO,キーワード選定,カスタマージャーニー

こんにちは。お世話になっております、ひやみずです。
本日はSEOでとっても重要な、キーワードについてお話致します。

キーワード…Yahoo!やGoogleで検索する際に、入力する言葉です。
ただ、ここで1番重要なことは、そのキーワードの選び方です。

例えば、私の経営する冷水株式会社があったとします。
そして、hyaamiiiという若い女性向けのカジュアルなブランドを立ち上げ、販売しています。
しかしまだ立ち上げたばかりなので、あまり有名ではありません。

冷水はさっそくライフスタイルデザインに、SEOを発注します。
ここでおばかな冷水は、『「hyaamiii」というキーワードでSEO対策してほしい!!!!!!!』と言うのです。

読んでくださっている皆様は「冷水ばかだなー」と感じると思います。
無名なブランド名「hyaamiii」で対策しても、世の中に知られていないので、検索する人自体いないからです。

ここで必要になってくるのは、しっかりとしたターゲット設定とキーワード調査ツールです。
「hyaamiii」は20代の、カジュアルで少しモード寄りな服を好む女性をターゲットとしています。
ということは、そういった女性たちが検索しそうなワードでまず認知させなければならないということですね。
例えば
「服」
「女性 服」
「カジュアル 20代 女性服」
「おしゃれ 服 ブランド 通販」
などなど。

ここで新たな知識を一つ。
いま例としてだしたこれら4つのキーワードは
それぞれ2種類に分類されます。

「服」・・・ビックワード
検索数の多いキーワードです。メリットとして、広範囲のキーワードをカバーできます。
「服」でも「男性服」や「女性服」、「マタニティ服」、「激安服」など色々ありますもんね。
デメリットとしては広範囲すぎて、ターゲットや目的を絞りにくいことです。
「服」でも、服の歴史について調べているのか、服を買いたいのか、服のブランドを調べているのかと様々
目的がありますよね。

「女性 服」「カジュアル 20代 女性服」「おしゃれ 服 ブランド 通販」
・・・ミドルワード、スモールワード複合ワードが長くなればなるほど『ロングテールワード』と呼ばれます)
ある程度目的やターゲットが絞られたキーワードです。
デメリットは、ビックワードに比べると検索ボリュームは少なくなります。
しかし、目的やターゲットが絞られている為、狙ったユーザーを集客しやすいことが利点です。
もし「hyaamiii」がブランドサイトだけでなくオンラインショップサイトも運営しているとしたら
「おしゃれ 服 ブランド 通販」というキーワードはぴったりくるかもしれません。

使い方としては、ビックワードはブランディング(認知)、
ロングテールワードはコンバージョン(成果)を狙ったことに効果的です。
「服」といえばhyaamiii!「おしゃれな服を買いたい人」には
hyaamiiiのオンラインショップを誘導!みたいな形です。

ここまではマーケティングのデータや知識を活かして頑張りましょう(笑)
また、せっかく想定したキーワードも、
月にどれくらい検索されているのか(検索ボリューム)ということのデータも必要になってきます。

それはGoogleさんのやYahoo!さんのを使いましょう!
(登録や有料のものもございます。)

・Googleキーワードツール(Adwordsのものですが、大変参考になります)
http://adwords.google.co.jp/o/Targeting/Explorer?__u=1000000000&__c=1000000000&ideaRequestType=KEYWORD_IDEAS
・Yahoo!プロモーション広告アドバイスツール(こちらは登録が必要)
https://login.bizmanager.yahoo.co.jp/login?url=https://promotionalads.business.yahoo.co.jp%2fAdvertiser%2fTools%2fKeywordAdviceTool%3f

GoogleとYahoo!の検索ボリュームは若干違います。
あるワードのより正確な検索ボリュームを調べるには両方活用したほうが無難でしょう。
しかしたまに、GoogleででるのにYahoo!ではボリュームがでないキーワードもありますので、
そういうときはGoogleの件数×2にして計算しても良いかと思われます。

先ほども述べた通り、ビックワードで検索ボリュームがあっても、
目的やターゲットが広範囲に及ぶため、そのサイトの目標の成果を達成するためには
検索数が少ないロングテールのキーワードが良いかもしれません。
しかしブランディングを目的とし、まずサービスや商品自体の認知を目的とするなら
ビックワードは効果的です。

また、サイトのトップページはビックキーワード、
サイトの下層ページはロングテールキーワードと使い分けることもできます。

このように戦略によってキーワードを考える必要があります。
サイトの目的・目標がなんなのか、しっかり決めた上で
キーワードを考えましょう。

それでは次回もよろしくお願い致します。